発達相談(3日の日記です)
2004年6月4日 家族・子育て今回から担任の先生ではなくて、サポート役にまわってる副担
の先生が来てくれました。
「発達相談」別名「ひまわり相談」と呼んでいて、これは市の方が
やっている
「発達に遅れがちな子供のその後の経過」
を見てくれるものです。
子供の様子を専門に見てくれる方が(※医者ではない)
「発達テスト」
を息子と一対一でやってもらうのが主な事で、結果はもちろん
重視されていますが、その過程…それを取り組む様子なども項目
に入っているようです。
テストと言っても、見てくれる方と息子が遊びがてら課題に取り
組む、という感じで全く堅苦しい感じはありません。
本人も楽しそうに、下手に飽きることも投げ出すこともなくよく
喋ってキチンと課題に取り組んでいました。
…………………………………………………
今回は
●「積み木」の組み立て
正方形の赤い手のひらサイズの積み木でいつも課題になってます。
今回は4段の階段を作っていました。
●「色付積み木」で、お手本カードにある色の通りに面を作る
面ごとに違う色で、三角形×2で二色使いになっている面も。
これも正方形の物で、4つの積み木を合わせて青と黄色の2色の
面にしたり、家の図形に見えるようにするのもありました。
●「図形」
三角、四角形をお手本通りに書いてもらう(大・小と2種類)
今までは×印でした。
●「数える」
紙にある○が幾つあるか数えてもらう。これも前から。
●「質問」
「右手はどっち?」とか「左のお耳は?」など。これも前から。
●「質問2」
「お腹がすいたらどうする?、眠くなったらどうする?、家から
煙が出ているのを見つけたらどうする?」など抽象的な質問。
これも前から。
●「ビーズ通し」
直径2?くらいの白いビーズで、円柱型、丸型、四角型の3種類を
使って、お手本用に通してあるビーズと同じ物を作ってもらう。
全部で12、3個通す。
………………………………………………
〜といった感じの事をやりました。
(他にまだあったかもしれないですが、うろ覚えで・・スンマセン)
私は隣に座っているだけなのですが、今回が一番緊張していた
のは私なのかもしれないです。
なぜなら、このテストが息子の今後の方向性を決める重要な事
の一つになるだろうと思っていたからです。
というのも
先日担任の先生から「養護学校の案内」のパンフレットを貰う事
があって
確かにそれも考えていかなければならない一つの道とは思って
はいるけれど、現実に貰ったら貰ったでかなりのショックを受
けました。
(※誤解をないようにお願いしたいのは、そういう学校に通われ
ている方に対して、または学校そのものに対する偏見からでは
無い、と言う事をご理解下さいm(_ _)m。
息子はとても微妙な位置にあるようなので現段階ではまだ本当に
何とも言えないのです。
時期的に考えれば学校見学などをして、少しずつ今後の進路を決
める頃で、現実問題として親はどうするべきなのか?
をのん気に構えていたからショックが大きかったんだと思います。
よしんば普通に小学校に上がれたとしても中学校ではまたどうな
るのか分からないのに・・)
…なぜショックか?
だって自宅のすぐ目の前に小学校があるんですよ?。
子供の足でも1分もあれば余裕で着くぐらいの距離の。
だからなんとなく「息子はこのままここへ入れるんじゃないのか
なぁ」と思っていた自分の甘さにもショックでした。
でもそれを、なんで車ででも20〜30分もかかるような所に連
れて行かなければならないの??・・と思うと涙が出てきて
その晩、夫にその事を打ち明ける時には嗚咽まじりでしか言葉
が出ませんでした。
一応夫は息子の状態を理解しているとは言っても、詳しい事は
全く知らずに居てて、今まで私自身が得た知識を夫に伝えると
この時初めて自閉症の特性を知ったようでした。
そしてパンフレットの件で更に夫もかなりのショックを受けていた
様子でしたが、何とかお互いポツポツと話合って最終的には
「まだ就学先は決まった訳ではないから、それまで家でやれる事
を出来るだけやって行こう」
という風な話になりました。
・…………………………………・・・…………
そして
テストでは、ほぼ満点の結果に。
元々、数やパズル系などは得意で逆に、抽象的な事な事になると
とんちんかんな答えが出ていたりして、4ヶ月前の時は全然答え
られなかった息子が(これも大きな特徴ですよね)質問に対する答
がちゃんと出ていたというのが本当にビックリでした。
いや、発達に問題の無いお子さんなら当たり前の事なんでしょうけ
ど…でも今回の様子には周りの大人達が一番驚いていました。
その後は、付き添い人と一緒息子は別部屋でおもちゃで遊んでその
間にカウセリング。
色々な話のやりとりをしましたが終盤で
「(息子の場合は)知的な障害は見られないので、今後いかに人との
コミュニケーションをうまくとっていくか?だと思います」
という「知的な障害は見られない」の言葉に本当にホッとしました。
一体この言葉だけでもどれだけ私の心が軽くなった事か!
(診察ではそういう話は全く言ってくれなかったし)
・…………………………………………
課題は色々あるけれど、親でも知らなかった息子の一面を
見る事が出来て本当に嬉しかった。
希望は捨てずにおこう…!。
の先生が来てくれました。
「発達相談」別名「ひまわり相談」と呼んでいて、これは市の方が
やっている
「発達に遅れがちな子供のその後の経過」
を見てくれるものです。
子供の様子を専門に見てくれる方が(※医者ではない)
「発達テスト」
を息子と一対一でやってもらうのが主な事で、結果はもちろん
重視されていますが、その過程…それを取り組む様子なども項目
に入っているようです。
テストと言っても、見てくれる方と息子が遊びがてら課題に取り
組む、という感じで全く堅苦しい感じはありません。
本人も楽しそうに、下手に飽きることも投げ出すこともなくよく
喋ってキチンと課題に取り組んでいました。
…………………………………………………
今回は
●「積み木」の組み立て
正方形の赤い手のひらサイズの積み木でいつも課題になってます。
今回は4段の階段を作っていました。
●「色付積み木」で、お手本カードにある色の通りに面を作る
面ごとに違う色で、三角形×2で二色使いになっている面も。
これも正方形の物で、4つの積み木を合わせて青と黄色の2色の
面にしたり、家の図形に見えるようにするのもありました。
●「図形」
三角、四角形をお手本通りに書いてもらう(大・小と2種類)
今までは×印でした。
●「数える」
紙にある○が幾つあるか数えてもらう。これも前から。
●「質問」
「右手はどっち?」とか「左のお耳は?」など。これも前から。
●「質問2」
「お腹がすいたらどうする?、眠くなったらどうする?、家から
煙が出ているのを見つけたらどうする?」など抽象的な質問。
これも前から。
●「ビーズ通し」
直径2?くらいの白いビーズで、円柱型、丸型、四角型の3種類を
使って、お手本用に通してあるビーズと同じ物を作ってもらう。
全部で12、3個通す。
………………………………………………
〜といった感じの事をやりました。
(他にまだあったかもしれないですが、うろ覚えで・・スンマセン)
私は隣に座っているだけなのですが、今回が一番緊張していた
のは私なのかもしれないです。
なぜなら、このテストが息子の今後の方向性を決める重要な事
の一つになるだろうと思っていたからです。
というのも
先日担任の先生から「養護学校の案内」のパンフレットを貰う事
があって
確かにそれも考えていかなければならない一つの道とは思って
はいるけれど、現実に貰ったら貰ったでかなりのショックを受
けました。
(※誤解をないようにお願いしたいのは、そういう学校に通われ
ている方に対して、または学校そのものに対する偏見からでは
無い、と言う事をご理解下さいm(_ _)m。
息子はとても微妙な位置にあるようなので現段階ではまだ本当に
何とも言えないのです。
時期的に考えれば学校見学などをして、少しずつ今後の進路を決
める頃で、現実問題として親はどうするべきなのか?
をのん気に構えていたからショックが大きかったんだと思います。
よしんば普通に小学校に上がれたとしても中学校ではまたどうな
るのか分からないのに・・)
…なぜショックか?
だって自宅のすぐ目の前に小学校があるんですよ?。
子供の足でも1分もあれば余裕で着くぐらいの距離の。
だからなんとなく「息子はこのままここへ入れるんじゃないのか
なぁ」と思っていた自分の甘さにもショックでした。
でもそれを、なんで車ででも20〜30分もかかるような所に連
れて行かなければならないの??・・と思うと涙が出てきて
その晩、夫にその事を打ち明ける時には嗚咽まじりでしか言葉
が出ませんでした。
一応夫は息子の状態を理解しているとは言っても、詳しい事は
全く知らずに居てて、今まで私自身が得た知識を夫に伝えると
この時初めて自閉症の特性を知ったようでした。
そしてパンフレットの件で更に夫もかなりのショックを受けていた
様子でしたが、何とかお互いポツポツと話合って最終的には
「まだ就学先は決まった訳ではないから、それまで家でやれる事
を出来るだけやって行こう」
という風な話になりました。
・…………………………………・・・…………
そして
テストでは、ほぼ満点の結果に。
元々、数やパズル系などは得意で逆に、抽象的な事な事になると
とんちんかんな答えが出ていたりして、4ヶ月前の時は全然答え
られなかった息子が(これも大きな特徴ですよね)質問に対する答
がちゃんと出ていたというのが本当にビックリでした。
いや、発達に問題の無いお子さんなら当たり前の事なんでしょうけ
ど…でも今回の様子には周りの大人達が一番驚いていました。
その後は、付き添い人と一緒息子は別部屋でおもちゃで遊んでその
間にカウセリング。
色々な話のやりとりをしましたが終盤で
「(息子の場合は)知的な障害は見られないので、今後いかに人との
コミュニケーションをうまくとっていくか?だと思います」
という「知的な障害は見られない」の言葉に本当にホッとしました。
一体この言葉だけでもどれだけ私の心が軽くなった事か!
(診察ではそういう話は全く言ってくれなかったし)
・…………………………………………
課題は色々あるけれど、親でも知らなかった息子の一面を
見る事が出来て本当に嬉しかった。
希望は捨てずにおこう…!。
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